縋ることしか出来ない雑魚

自分幸せと相手の幸せ

すり合わせが何より難しい

僕はそのすり合わせが出来なかった

みんなが当たり前にしてる

空気を読むと言うことが出来なかった

 

空気を読むという本

僕はあれを初めて読んだ時びっくりした

僕は空気を読めない、そして読みたくない

読めないから読むことなんてないけど

読む努力を早く辞めたかった

それを肯定してくれてるかのような人が

書いた本だった

 

僕は自分の幸せより相手の幸せを形だけで

優先して心の中は全然祈ってない

 

僕は僕の幸せが欲しい

僕は愛されたい

でもそれは他の誰かにして欲しい事じゃない

自分に愛されたい

自分で自分を愛せる人間になりたい

 

自分を愛せるようになった時

その場所から見る景色は

今見てるくすんだ景色とは違って

もっとクリアな綺麗な景色だと

無謀な期待を抱いてる

 

自分を愛せる人は心が綺麗だ

僕は心が醜い

 

でも僕は心が綺麗になりたいんじゃなくて

自分を愛せるそんな普通の幸せが欲しい

 

毎日ふとした瞬間に

過去のトラウマがフラッシュバックして

意識だけ過去に囚われて苦しくなる

痛みで心を軽くして

自分の全ての行動に自己嫌悪する

そんな毎日を僕はもう送りたくない

 

でもこんな願いは叶わない

もう何年願い続けていることか

 

神なんて存在しない

祈って願ってどうにかなるなら大概だろ

奇跡なんて起こった出来事への後付けだ

 

だから僕は神社やお寺に行かない

 

神頼み、人頼みに願いを叶えるくらいなら

僕は自分で自分の願いを叶えます

 

何かに縋らないと生きていけない

僕はそんな弱い人間だ

でも縋るものが無くなった時とか

そんなことは考えない

今目の前にある苦しみから

逃げることで精一杯

 

今日も僕はぬいぐるみと一緒に寝ます

おやすみなさい